テイルズオブデスティニープレイ記

よい子は 決して 真似しては いけない……

 攻略のつづきっ!

 一応あらすじから言いますと……。
 ファンダリアなる場所の山奥に庵を構える弓匠アルバの弟子ウッドロウに助けられたスタンは、書簡で家へ呼び戻されることとなったウッドロウを同行者として、ジェノスを経由しセインガルド王国首都ダリルシェイドへ行くことに。途中ジェノスでファンダリア王国方面へ向かうウッドロウと別れ、スタンは一人、セインガルドへ通じる門へ向かう。

 というところで、とまっていたわけです。
 それにしても、これを楽しみにしている人が一体どれだけいることか……空回りの感が否めませんな。

 悲しくなってくるので話を進めます。さて、一通り町を探索して、宿屋の中に行商人を発見。なんでもハーメンツなる街に品物を納入したいが、代行してくれないかとの事。
 おっしゃラッキー、これは高収入の予感だ! ということでこの依頼を引き受けることに。ハーメンツって言うと、多分話の関係上すぐに行くことになる街ですからね。前金をいただいて武器屋さんへ行き、お品物を購入して行くぜっ!

 ここできっと知ってると思うけれども豆知識。今回って、野生動物にレンズがくっついてモンスターになるっていう設定らしくて、普通にモンスターを倒してもお金が手に入らないんですよね。倒すとレンズが飛び散るっていう演出が面白いんですけど、でも手に入るのはレンズだけ。もちろんレンズは換金できますけど。そして人間の敵を倒すと、これはちゃんとお金が手に入るのです。その代わりレンズは手に入らない。方舟は通常エンカウント大好きな人なので、無意味にレンズだけが溜まっていたため端数プラス100とかかなり大きな数で売ってしまうのですが、レンズは今後武器強化や宝石研磨などに使うらしく、あまり売りすぎるのも考え物なのです。
 ……でもね、こういう依頼をまめに受けていけば、結構裕福に旅ができるっぽいんですよ。気分はまさに冒険者……ていうか、スレイ●ーズ? なんかお宝を換金したり行く先々で仕事を請けて足りないお金稼いだり……そういうイメージってスレ●ヤーズが一番でかいからそう思っちゃうんですけど。そういえばスタンってどことなくガウリイに似てるよね。え、そう思うのって方舟だけ?

 ともかくこれでハーメンツ……もとい、ダリルシェイドへ行く準備が整いました! さ、行こうかスタン、いざセインガルド領へっ!

門番さん:「通行証がないと通れないよ」

 えええええっ! だってそんな話一言だって聞いたことないですよ!!
 しゃーない、強行突破するかなどと考えてしまった短気な方舟に似てしまったのか、スタンも強行突破しようとしてディムロスに止められてしまいます。困った、進退窮まったぞ、と、そこへ一人の女性が現れました。
 あっちへうろうろー、こっちへうろうろー、ってしながら、何か探している模様。姿かたちからすると戦士のようですが、こちらもかなり進退窮まっていらっしゃいます。スタンと一緒に困った困ったゆってるので、スタンも気になって声を掛けましたら、どうやら近くの神殿で仲間が罠にかかってしまったらしい。元来お人よしのスタン君は二つ返事でこの女戦士さんの仲間を助けるべく、神殿へ行こうと言いだします。
 そんなことしてる暇あるのかー? ってディムロスは聞きますが、それに対して困ってる人を助けるのはエルロン家の家訓だ! とか言い切るスタン。

ディムロス:「おめでたい家系だな」
スタン:「へへ、まあなっ!」

 ……おひとよしのスタンせいねんに、ディムロスさんのひにくは、まったく、ぜんぜん、つうじなかったもようです。

 ともかく女戦士さんと一緒に仲間を助けに行くことに。女戦士さんの名前はマリーさん。あれ? あなたの声、ワタクシどこかで聞いた覚えが……。

マリー:「そういえば私も、どこかでスタンに会ったような……まあ、他人の空似だろう」
スタン:「そーですよね! うん、そうだそうだ」

 ……なんだろう、このボケが二人でツッコミがゼロの状況は……ディムロスだけじゃね? ツッコミ属性持ってんの……っていうか、マリーさん仲間になったあたりから、ディムロスさんが急に寡黙になっちゃったんですけど……。どこからつっこんだらいいかわからなくて黙り込んじゃったって所なんでしょうか?
 ともかく、街の東にあるというその神殿へ、マリーさんの仲間を助けにれっつらゴー。

 道中、マリーさんが記憶喪失であるということがわかります。唯一の手がかりは、「D.V」というイニシャルの掘り込まれた短剣。でも、それが誰の物なのか、どうしてマリーさんが持っていたのか、それすらわからないのだそうです。時折引っかかる何か、そして記憶がないゆえの世界への好奇心。そういったことから、彼女の言動はどこかズレた感じになっていたのだと判明しますが、記憶がないといろいろ不便じゃありません? というスタンの問いかけに、

マリー:「そうでもない、なかなか楽しいぞ? 見るもの聞くもの、全て新鮮だしな。スタンも一度なってみたらどうだ?」

 と意外な反撃。対してスタンも、

スタン:「へー、そう聞くとなんだか悪くなさそうですね!」

 と、これまたズレた感想を……。ディムロスの「明らかに悪いと思うがな」というツッコミがなければ、スタンまで記憶喪失になってしまいそうな展開。ボケに対してツッコミが少なすぎる! だれか! 誰か助けて!! つか、マリーさんの相棒が凄まじいまでのツッコミ属性の持ち主であることを祈る!! 
 ……まあ、マイソロに出てくる「彼女」は、見まごう事なき「ツッコミ属性」の人だから、全然彼女に対しての不安はないんだけどねっ。

 神殿は基本的に一本道。ただ普通に階段を上ったりしても崩れていたり柱が倒れていたりでなかなか前へは進めないため、柱を歩いたりして通路を確保します。ウヌゥ、非常にめんどくさいのだ……。ちなみにここに出てくるモンスターの中には火に弱いのがいるので、スタンの技が面白い具合によく効いて、なかなか愉快に戦闘を進められますふっふっふ。
 途中にある宝箱の中身を回収しつつ、神殿の最深部へ。罠にかかっていたのは一人の少女。名前はルーティ。その黒い髪、どこかで見た覚えがあるのですが……はて、どこだった? と悩んでいるスタンをよそに、マリーさんは彼女を助けるために、右にある装置のそばへ行ってくれと頼んできます。罠にかかった彼女にお礼を言われたり、スタンまで罠にかかったり、それで彼女に罵倒されたりと紆余曲折を経て、彼女を助け出すことに成功。でも、助かった彼女はスタンを見て怒りの声を上げます。

 ……そう、彼女……ルーティとマリーさんは、スタンが密航していた飛行竜に乗り込み、ディムロスを奪取しようとしていたんですね。でも、モンスターの来襲によって飛行竜の中はパニックになり、今ではディムロスはスタンと契約してしまっていて……。
 ……で、何でそこまでこのルーティがソーディアンに詳しいかというと、彼女もソーディアンマスターだからなんですね。彼女のソーディアンの名前は「アトワイト」。人格は女性で、火を司るディムロスとは対照的に、水を司り、また癒しを司るソーディアンです。

 ……と、なにやら不穏な気配発生。その神殿は、どうやらどこかの国の管理下にあるらしく、無断で入り込むことは禁止されていた模様。外へ出てすぐに盗掘者と間違われ(?)なんとか兵士たちを撃退した後、ジェノスへ帰ることに。よかった……ボケ二人にツッコミ二人……、そして傍観者一人……。や、むしろボケ2.5人に、ツッコミ2.5人? ディムロス意外にボケとかすさまじいからなぁ……ともかく、ようやくボケとツッコミの均衡が保たれた。

 さて、チャットなどききながらジェノスに帰ります。スタンはどこまで行っても、純朴な田舎者、なんですねぇ……。ルーティとマリーが神殿に侵入したいきさつを、肝試しとかかくれんぼだと推察したり、ずいぶん「お子様」な印象が強く出てきました。
 それにしても、回復がいるっていうのはホントに心強いなぁ……。たぶんパーティから外れない限り、彼女がスタメンを外れることはほとんどないであろう……。
 ……などと気を抜いていて初っ端からルーティさんのお世話になるスタン君。先が思いやられます。

 ジェノスについてルーティはスタンに早速商談を持ちかけます。いわく、

ルーティ:「ねえスタン、あんたのディムロス、あたしにくれない?」

 さらに、お前はすでにアトワイトと契約しているじゃないかとディムロスに指摘され、

ルーティ:「あら、役に立つわよ、骨董として売ればね

 ……ディムロス、骨董扱いを受けてご立腹です。
 一応、ソーディアンの貴重性をわかっているのか、スタンはディムロスをルーティに譲ることを拒み、代わりに頼まれたハーメンツまでの護衛を引き受けることに。
 よし、ハーメンツでしょ? 品物納入のアルバイトもあるし、引き受けてあげましょう。

 おだてられていたのもあってうへへなどと笑いながら引き受けるスタン君に、ルーティさんなにか腹に一物ありそうなご様子。

ルーティ:「逃がすもんですか、隙を見つけて、奪ってやる……くくくっ」

 ……あれ? こんな会話、どこかで見た覚えがあるような気が……。

 そう、スレイヤーズのガウリイとリナの二人による、光の剣をめぐっての序盤の掛け合いが、確かこんななのですよね。研究のために見せてとオネダリするリナに、そのまま持ち逃げされる気がするから嫌だ、みたいなことをいうガウリイ。若干リナよりもお金にストレートなルーティですが、多分、てか絶対、スタンはガウリイと、ルーティはリナと気が合うと思う。

 ……そういうネタで、誰かかいてくれないかな……(←自分で書く気は毛頭ない人)

 さて、一晩過ごしていよいよジェノスからハーメンツへ!

 初めてのフィールドですよ、初めてのフィールドっ! 外に出てすぐにルーティからワールドマップをもらい、一路ハーメンツへ!!
 途中、セインガルドの陽気に誘われて歩きながら寝るスタンに戦慄しつつ、セインガルドに入ってすぐに、ハーメンツ発見。えー、なんかつまんないなー。もうちょっと道に迷うとかさー、道に迷うとかさー、道に迷うとかさー……。

 いいつつ別の方向へ歩いていくと……お、おおおおおおっ!? 

 ううう、うさ、うさしゃんがいまっ! いまっ、ぴょんぴょんぴょんって!
 あああっ! あっちにはりすしゃんがっ! そらにはとんびしゃんがとんていらっさるではありませんかっ!!
 うわーぁぁぁい! かっわいー☆
 と、思わず野生動物どもを追っかけていましたところ。

ルーティ:「ハーメンツまで護衛をしっかり頼むわね!」

 って言われました。おお、そういえば野性のうさしゃんと戯れている場合ではなかった。ハーメンツまでルーティとマリーさんを送って行かなきゃいけないんでしたね。つか、物品納入の仕事もあるし。
で、ここどこ? 

 野生動物と戯れている間に、迷うはずのないジェノス⇔ハーメンツ間でなぜか道に迷ったスタン一行! はてさて、HPが尽きる前に、彼らは無事ハーメンツへたどり着けるのかっ!?

 …………って、
あほかぁぁぁぁぁっ!!!!

 ちずっ!! 地図見ろ地図ッ!!! さっきルーティさんに貰ったばっかりだろッ!?

 結局、体力を回復させるために、それから通常エンカウントで貯まりに貯まったレンズの換金のために、いったんジェノスへ戻ることに。ううう、次からは決して野生動物と戯れて道に迷ったりしません……しくしくしく。

 まあ、レンズ換金でお金も貯まりましたし、これで迷った場所もどこに出るのか大体の所は覚えたっ! 少しずつレベルを上げつつ、次のハーメンツに入るまでいろいろ準備を整えるべしっ!
 ……というところで、セーブ。

 さて、お次はいよいよあの男のとうじょうだっ! はてさて、どうなることやら……?

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