攻略のつづきっ! 一応あらすじから言いますと……。 前回ストレイライズ神殿へ向かおうということになって、ストレイライズの森まで行ったのですが、迷いに迷って全滅の憂き目に会いかけ、一時撤退したのでした。 前回の文章がネタに走りすぎてよくわかんない感じになってしまったので、もうちょっとまじめになります。 ストレイライズ神殿へ行くには、ストレイライズの森を抜けなければならないため、スタン一行は森に入り込みます。そういえば、やたら死にやすい例のキャラですが、後で気がついた原因は、なんと「白晶ポイズン未装備」。前回ネタにした通り、この宝石の追加効果は「体力プラス10」。この+10がない状態で、しかも、この森に出てくる木のモンスターは、件のキャラの弱点属性、「風」の昌術を使ってくるんです。 これ以外に原因は考えられません。体力の絶対値が低い上に防御力が低い件のキャラは、このモンスターが使う昌術を防ぎきれずに直撃しまくってたんですね。 そりゃとっとと死ぬわな。というわけで、装備させてあげました。まあ、この時点では気がついてなかったので、操作キャラにして、この木のモンスターが昌術を使ってくる前にとっとと倒してしまう作戦に出たわけですが。自分で操作していれば、敵が昌術を使い始めた瞬間に狙いを変えて逃げるとかできますしね。(後になってわかったっていいましたけど、毒効果のある攻撃をしてくる敵が現れてようやく気がついたんで、この時点ではまだ、多分装備されてません。意味もなくはずして、そのまま放置したことになるけど……どこまで鬼だ、自分;) 戦闘レベルもノーマルだしセーブもしたし、これで多分平気だろう。というわけでストレイライズの森攻略開始時点からプレイ記をはじめます。 このあたりから、一応動画配信サイトとかで紹介されてる、コンボ集とか、秘奥義集とか見て、どんな風に戦えばいいのかちょっとずつ理解してきました。一番楽しいなと感じたのが、「飛燕連脚」→「フレイムシュート」とか、空中に浮かせて昌術で攻撃する方法。こうすると、普通に地に足をつけて詠唱して昌術を使うより、ずっと簡単に連携中に出せる上、空中で昌術を発動すると、技の名前が変わってくるんです。 たとえばテイルズでもっとも基本の昌術、「ファイヤーボール」は、空中発動に成功すると「フレイムシュート」、「イラプション」は「フレイズビースト」という技に変わるのです。そっちのほうが昌術が出しやすいし連携もできるから少しはかっこよく見えるというもの。さらにソーディアンデバイスという、ソーディアンを強化していくシステムで、CCの数を増やしたりもできるので(最初は2〜4だけど、CCを増加させるように強化することができる)、CCが増えれば増えるだけ、連携の幅も広がります。まあ、自分がやってもかなりミソッカスですが。 結構やり始めれば面白いもんです、ソーディアンデバイスとか連携の技の流れとか考えるの。スタンの場合敵を倒せば体力を回復する「ゲイン」っていう能力も、ソーディアンデバイスの中に入ってるので、うまく使っていけばかなり戦闘が楽になります。 説明はそれくらいにして、ストレイライズの森に戻します。 前回はどこに行けばいいのかわからず道に迷いましたが、冷静になってみればそれほど入り組んだ場所でもなく。分かれ道があるのならば、全ての道を確認すれば言いだけの話っ! ……考えてみれば、ウッドロウさんと裏山にチェルシーちゃんを探しに行ったときも、似たような感じだった気がするなぁ……どれだけドンくさいんだろう、じぶん。 ちなみにレベル25になってました。森の抜けた時点で。 別に特筆すべき場所もなく陰鬱な森の中を抜けて、いよいよ神殿突入です。 やってきてみると、いつも参拝客でにぎわっているはずの正面広場ががらんとしていて、どうやら本格的にただ事ではない様子。マリーさんが血のにおいをかぎつけ、やばそうな感じが更に高まります。何はともあれ行ってみるっきゃない。参拝に来た行商人から、やっぱり死に掛かっていたリオン君のために「オベロ○ミンC」を買足し、ついでにまた死んじゃわないようにライフボトルを購入。伊達に通常エンカウント増やしてたわけじゃないです。すでに所持金は2万を越え3万の大台に乗ろうというところ。……ホント何やってんだ自分。 神殿内に入ると、そこにもやっぱり人の気配はなし。かなり不穏な気配の中、スタンは誰かいないかと声を張り上げますが、そこをディムロスにどこかに敵が潜んでいたらどうする気だとしかられます。 こういうところ、スタンとディムロスの違いが大きく出ていて面白いですね。ディムロスは装備品の説明の中でオリジナルの人格は千年前の軍人だと書かれていますけど、スタンはこの時点では一般人、しかも、こういった戦闘には一切係わり合いのなかった青年です。ディムロスは神殿の中を「戦場」として捉え、どこに敵がいても隙を見せないようにと冷静な判断を下したけれど、スタンはそうは考えなかった。「軍人」の判断と、「一般人」の判断の違いです。 でも今回はスタンの判断に任せた方が正しかったようです。ホールの正面にある部屋に、誰かが捉えられている模様。しかしその部屋には結界が張られていて、解除しなければ入ることができないようです。シャルティエの言では神殿内のどこかにある結界石を五つ、全て破壊せよ、との事。なるほど、なんだかよくわからんが全部ぶっ壊していけばいいわけだな? おーけーおーけー。破壊活動は得意分野だ。任せてくれたまえはっはっは。 さてどこの扉から入ろうかと考えていると、通常エンカウント。相手はどうも神殿に所属している神官や巫女さんのようです。どうもこの異常事態で、神殿内に閉じ込められた人々とは敵対関係にある様子。ということは敵だ。この状況下で神殿を守るべき神官たちが人を神殿内に閉じ込めるとは言語道断。よって殲滅決定。 ステータスを調べてみると、属性はみんな光。そして弱点属性は闇。 ……ほう、いい事を聞いた。 闇属性の持ち主といえば、もうこのお方しかおりますまい。 ほれ、出番だぜ坊ちゃん!! リオンの「幻影刃」という技は、敵の攻撃をかわして後へ斬り抜ける技なのですが、それ以上に属性が「闇」。全てのキャラクターの中で、唯一の闇属性の攻撃なのです。 つまり…… リオン:「幻影刃幻影刃幻影刃幻影刃っ!」 これで大抵の敵は殲滅できるということだっ! 更に言えば幻影刃の消費CCは2。技の中では少ない方。これはもう、このストレイライズ神殿の攻略のためにあるような技! 文字通り「バカの一つ覚え」同然に一つの技を使いまくって神官たちをメッタ斬りにしていく王国客員剣士。森での鬱憤がかなり貯まっているようです。まあ、やらせているのは方舟ですが? と、そんなことをやっているスタン一行の前に立ちふさがったのは、ゴーレム。 だがそんなの関係ねぇ! といわんばかりにひたすら幻影刃で戦う坊ちゃんですが、このモンスターに残念ながら剣による攻撃はあまり効果がない模様。 シャルティエ:「剣はあまり聞かないようです!」 という相棒の声をひたすら無視し続ける坊ちゃんは、おそらく作中でもっともあほに見えるだろう……。 だが、これまでのシナリオの中でようやく役に立った彼は、今誰よりも輝いているっ! 見よ、嬉々として闇属性の技を繰り出し続ける彼の輝いている姿をッ!! 輝いている顔をッ!! HAHAHA!! Viva、闇属性ぃぃぃぃっ!!! そんなことをやっている間にピンク色の結晶みたいなものを発見。なるほど、これが結晶石! 早速破壊ッ!! しかし、結晶石もただでぶっ壊れてくれるはずもなく、当然敵を呼び出して戦闘になるわけです。ゴーレムと結晶石。となればまずはお邪魔なゴーレムからたたきましょうか。森での鬱憤ここで晴らすぜ、くらえ、幻影刃っ(またかよ)! そうこうしているうちに、なぜか二体に増えるゴーレム。一体倒し終えてみてみれば、画面の一番上に「召喚」の文字が! つまり結晶石はリアルタイムにゴーレムを生み出してくると!? くそ、卑怯な! ここはゴーレムを無視して先に結晶石を壊すしかないのかっ! ええい、邪魔じゃゴーレム! って、進めねぇぇぇっ!! 一応蛇足で説明しておくと、このリメイク版デスティニーにおいて、ガード体勢というのはダッシュで自分の後ろへすり抜けようとする敵を防ぐ役目もあるわけです。つまりゴーレムがガード体勢に入ってしまったら、飛び越えるかそういう機能がある技ですり抜けないかぎり結晶石の方へはいけないことに。ええい鬱陶しいっ! さっさと退かんか! ……って言ってる間に、スタンがゴーレムを列空斬っていうジャンプ斬りで突破して結晶石のほうへ行ってくれました……。すげぇ。CPUが操るスタンって。頭いい。 ……そういえば、リオンだって結晶石にターゲットを絞って、ゴーレムを幻影刃で突破すれば攻撃できたじゃんね……。 そして、戦闘中でも操作キャラを変えることができることをいまさらながらに思い出す。 結論。 スタンが馬鹿なのではない。普段スタンを操作している、方舟の脳が欠陥品なのだ。 はい、お粗末さまでした。orz 四苦八苦しながら何とか五つの結晶石をすべて破壊し終えて、閉じ込められている人を救出。この神殿の責任者さんたちのようです。王様の命令で神の目の安否を確かめに来たと説明すると、それは神殿の最高機密だと最初は難色を示していたもののリオンの「逆らったら反逆罪よ」と暗に告げる説得によって神の目のある場所へ案内してもらえることに。さすが。権力ってすごいねっ♪ 大聖堂に神の目を安置した部屋へ向かう秘密の通路があるということなので、司教さんを連れて大聖堂へ。司教さんが女神像(?)の前で祈りをささげると、その言葉がキーワードだったのか、像の下に入り口が。入っていくと、あっちこっちに瓦礫の山と、妙な丸いスイッチみたいなのがあります。黒と黄色の二種類。うーん……とりあえず全部つけてみよう。 そんなわけでスイッチをまわって全部つけてみます。……変化ナシ。 それじゃ、次は全部消してみて……変化ナシ。 ……うん、なんかそんな風なんじゃないかとうすうすは気づいてた。スイッチが二種類あるんだもんね、全部同じにしちゃったら、二種類ある意味ないもんねorz。 正解は、黒と黄色、どちらかのスイッチを全てオンにし、もう一方のスイッチを全てオフにする、でした。そうすると、二種類の扉があって色に対応した方が開く……と。 開いた部屋に入っていくと、壁に大穴があいていて、巨大な台座と思しきものが。ただしその台座に置かれるべきものはなく、傍らに石像が一体。どうやら神の眼は持ち去られた後だったようです。……と、どうやら石像は単なる石像ではなく、石化状態になってしまった本物の人間のようです。パナシーアボトルを使えというディムロスの提案で、石像を人間に戻します。 石像は女性でした。緑色の髪をおさげにした、めがねを掛けた人。名前はフィリア。フィリア・フィリス。この神殿の司祭さんだそうです。 その人の話によると、この部屋には巨大なレンズがあり、グレバムという男がそれを持ち出そうとしていたとの事。彼女はどうやら文献を読解する豊富な知識を持ち、それを利用され、最終的には石にされてしまったようです。で、問題のグレバムはカルバレイスへ向かった……との由。リオンによれば、神の眼ほどの大きな質量のものを運ぶためには、大型船が必要になるとの事。その大型船が寄航できる港といえば、この辺ではダリルシェイドしかないそうです。ふうむ、面倒な。またもどれってか。 グレバムへの面通しのため、リオンに命じられて同行することになったフィリア。おおっ、パーティが五人に! ……とおもいきや、彼女は最初は戦闘に参加しないNPCらしいです。同行はしてくれるけど、戦ってはくれない。ううむ、いい加減あの四人で戦うのも飽きてきたんだよなぁ……。仕方ない、早めに戻ろう。 フィリアさんを加えてまずアルメイダへ戻りフードを補充した後、真っ直ぐダリルシェイドへ。いったん体力を回復した後宿でセーブし、ダリルシェイド港へ急ぎます。 港の船乗りさんに聞いてみたら、つい最近カルバレイスに向けて大型船が出港したばかりだとのこと。追いかけろ! ということで、ヒューゴさんと王様が出してくれた船に乗ってれっつごー。……と、ディムロスとアトワイトは、カルバレイス近くの海域に何か思うところがある様子。どうも、神の眼対策の一環のようですが……海上に出れば教えてくれます。 さて、フィリアさん出発直前になって、自分も戦いたいと言い出します。どうもずいぶん責任感の強い彼女は、自分だけ戦わないというのがどうにも許せない様子。ですが必死なその顔にスタンとマリーさんがOKを出しかけたところで、リオンが反対をします。 剣を握ったこともない奴が戦闘に参加しても足手まといなだけだ。お前にそこまで期待はしていない。 ……最初は「そこまで言うことないじゃん!」って思いましたが……冷静になってみると、それはフィリアのためでもあるんですよね。今の彼女は責任を果たそうと少しあせって盲目的になりつつある。そんな状態の彼女に武器を持たせたとしても、パニックを起こすのは必定で。 ……あれ? リオンって実は、結構やさしかったり……するのかな? んー? でも、フィリアにはまだ、そこまで伝わっていかないようで、ちょっと意気消沈気味。聞けば昔から、頑張っても空振りして、それでいろいろしかられたりしていたようです。要は、この娘は自信がないんだね。責任感はあるけど、トロいとか愚図とか、言われ続けたせいで「わたしなんか」って思い込んじゃってる。この「わたしなんか」がなければ、もうちょっと冷静に周りを見られて……多分そうすると、誰よりもいろんな人の隠れた面を見つけ出すのがうまい娘かもしれません。 さて、海に出てスタンはそんなフィリアに神の眼について説明を求めます。フィリアによれば、神の眼とは千年前に勃発した天地戦争のまさに元凶となった物体であるとの事。天地戦争自体は伝説化してしまっていたけれど、文献を読む限り本当にあった出来事らしい。天地を二分するほどに大きな戦争という意味なのか、文字通り天と地に分かれての戦争なのかは文献にも詳しく乗っているわけではないけれど……とフィリアは自分の知っている知識をスタンに教えてくれます。 それを聞いたスタンはフィリアの知識を無条件で褒め、これからもいろいろなことを教えてくれとお願いします。 スタンは気づいていなかったということになってますが、無意識にわかってたのかもしれないですね。フィリアの心のそこには「わたしなんか」が常にあったこと。だから彼は手放しで「フィリアは何でも知ってる」「フィリアはすごい」「俺はフィリアを頼りにしている」と賞賛したのでしょう。それが、フィリアに一番掛けられるべき、そして、一番足りない言葉だったから。 ううむ、たしかに、某百科事典サイトにて「菩薩のような」と表現されることはある。序盤からかなり器のでかいところを見せ付けてくれるじゃないか。 さて、そんなところで甲板に出ていたリオンが戻ってきます。どうもスタンによれば顔色がよろしくない様子。心配するスタンにリオンは沈黙で返しますが……まさか、酔ったのか(笑)? さて、ここでディムロスさんがカルバレイスに向かう途中で回収していきたいものがあると提案します。ソーディアンたち全員一致の意見です。どうもそのあたりの海域には、もう一本ソーディアンが沈んでいるらしいとの事。そのソーディアンの名は、クレメンテ。みんなその意見に賛同して、まずその海域に向かうことに。 さてその海域に着くと、ディムロスの号令がかかります。 ディムロス:「全員、ソーディアンを海に掲げろ!」 さすが元軍人。そのきびきびした号令に、思わず方舟の腐りかけた身も心も引き締まるというもの。 ソーディアン三本の呼びかけに呼応するように、海から巨大な竜が姿を現します。ソーディアンたちによれば、クレメンテが送ってくれた海竜であるとの事。ほう、つまりこれに乗って自分のとこまで来いと。なんて不精なソーディアンだ。 海竜に乗るとなったとき、リオンはフィリアに同行するように命令します。理由は「自分たちがクレメンテ回収に行っている間に逃げられても困るから」。 スタンたちから非難ごうごう浴びてもその言を撤回しないリオンもリオンですが……なぜだろう、彼の台詞は明らかに矛盾してませんか? フィリアは確かにリオンに命じられてストレイライズ神殿から同行してきましたが、放っておいても彼女の責任感の強さから言えば同行を申し出たはず。その責任感の強さはダリルシェイド港でリオンだって確認済みです。そんな彼女が、逃げる場所のない海のど真ん中で逃亡を画策するはずがないのです。 むしろ逃げないようにというよりも、戦うすべのない彼女を、できる限り安全な範囲で戦闘に近づけてあげることで、彼女の責任感に少しでも傷を与えないようにという配慮……あるいは、クレメンテという新たなソーディアンに触れさせることで、戦う力を得られるか否かという、一種のチャンスを与えたようにも見える。 ……やっぱリオンて、かなりやさしいキャラなんじゃね? そうはいっても、それをやさしさとして表現しないあたりがかなりひねくれているわけですけれども。そして、いくらやさしいキャラという印象が生まれようとも、やっぱり苦手なもんは苦手なのです。ほんとにこれで、 海竜に乗ってやってきたその場所は、千年前の輸送艦「ラディスロウ」。ここの奥にクレメンテが安置されているそうです。よっしゃ、回収に行くぞっ!! ……ってところで、今回はセーブ。 次回はクレメンテのマスター決定と、新たな仲間の誕生。カルバレイスまで……いけるといいですが……。 ……つか、今気づいた。リオン仲間になってから、ネタがリオンに食われつつある。しまった、苦手なくせに変な行動をとらせて指差して笑ってたのが災いしたかっ! 頑張れスタン! ネタにならなくてもいい、できれば活躍の機会を!! はてさて、どうなることやら……? |
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