テイルズオブデスティニープレイ記

よい子は 決して 真似しては いけない……
〜実はソーディアンよりも強い件〜


 攻略のつづきっ!

 一応あらすじから言いますと……。
 カルバレイス近くの海底にクレメンテというソーディアンが沈んでいると聞いてとりに行くことになったスタン一行。甲板でフィリアに不思議な声が届く中、スタン、ルーティ、リオンの三名が掲げたソーディアンの呼びかけに応えてクレメンテが寄越した海竜に乗ってたどり着いた先は、千年前に沈んだといわれる輸送艦、ラディスロウの中だった。古びた輸送艦の中に眠る第四のソーディアンは、一体どんな人格を宿しているのか。フィリアに語りかけるなぞの声の正体は一体なんなのか。

 ……って、ところですか。
 ……正直、今回はスタンがあまり活躍できないステージなので、早いトコ終わらせたいものです……。

 では、攻略開始。

 ちなみにこのステージではフィリアは海竜の中に残ってもらうことになります。ちょっと不満そうなリオン……て、何でお前が不満そうなんだよ。
 流石のスタンも前回の彼の暴言にはいささか気分を害した模様で、態度にちょっぴりとげがあります。

 入ってすぐにいくつかの扉。その中の一つはどうも何かでこじ開けないかぎり開かない様子。……ということは、どこかにこじ開けるための道具があって、それを使わないかぎり先には進めないということだ。こじ開けた先に何もありませんでしたとかかも知れないけど。
 なので、まずはその「こじ開けるための道具」というのを探しに行きます。
 といっても、どこにあるのかわからないので、しらみつぶしに扉を開けてその先を探索。ここのモンスターは火に強いのばっかり、水属性ある攻撃をしてくる奴もいるので、スタンにとっては厄介この上ないステージです。一方の坊ちゃんは土属性で、火に耐性のあるモンスターは土が弱点なので、前回に引き続いてノリノリです。

 仕方ないので、ショートカットの技の中にリオンの「グレイブ」をセットし、敵に遭遇したらまず真っ先に発動してもらうことに。

 おっといきなりエンカウント! 頼むぜ坊ちゃん!

リオン:「僕に指図するなっ!」

 (#`д´)ビキッ!!

 前回彼をホントは優しいキャラだと発言したが……前言撤回だ。やっぱこいつムカつく! いつか絶対ボコにしちゃる!! 覚えとけやゴルァ!

 あまりにムカついたのでその後ショートカットは使っていません。しかも文句たらたらに発動したグレイブは敵をかすりもしやがらねえ。もう怒った。誰が頼むか。貴様の手なぞかりんでも立派にクレメンテを見つけてやるさ!

 ……え、操作キャラにすれば楽? リオンが止めを刺しちゃうと戦闘終了後の台詞にいちいちムキーって来るので、それは却下です。

 ……とか言ってる間にまた敵襲。今度はイベントの途中で強制的に戦闘です。海底に沈んだラディスロウの中は立派に生態系を確立していらっしゃるご様子。こりゃ海竜の中のフィリアも危ないぞってんで、一行は慌ててクレメンテ探しを再開します。

 ……所変わって、フィリアサイド。
 なんと海竜から降りてきてしまったフィリアさん。第四のソーディアンと聞いて、自分に戦う力がないことを責めていた彼女には、いてもたってもいられなかったと見えます。自分に戦う力があれば、ソーディアンを扱う力があれば……、そう悔しそうにつぶやくフィリアの脳裏に、声が。
 書き損ねていたんですが、実は前回甲板に海竜が姿を現したとき、フィリアの頭の中に声が聞こえてきてたんですね。そのときと同じ声が、いま、フィリアの頭の中にまた、響いてきたのです。

 自分はここにいる、このラディスロウの奥にいる。ここまでおいでフィリア。

 声に導かれるように、フィリアはラディスロウの中を進んでいきます……おいおい大丈夫なんか!? あの……ここまでおいでとか言って導かれた先がラディスロウの外とか、そういうオチだと笑えませんよ!? むしろホラーですよ!?

 まあ、それならそれで仕方ないので、場面はスタンサイドへ。進んでいってツルハシゲット。これで開かないドアをこじ開けてしまえばよいという話ですか。オーケーオーケー。こちらとら守るのは苦手だが、ぶっ壊すのは大得意だ。

 アイテム回収しつつラディスロウを奥へ奥へと進んでいきます。基本的に分かれ道があってもすぐに行き止まりかそうでないかがわかるので、比較的迷うダンジョンでもなかったことが幸いでした。しかも最後はワープ装置が使えるようになるので、戻るのも比較的楽。

 さて、いよいよクレメンテとご対面です。なんだかごっつい剣ですこと……。そして人格は爺様。声が亀●人じゃん。
 初っ端から軽いジョークでまじめなディムロスを脱力させえろ爺ぶりを発揮してルーティを警戒させるイカシたじいちゃんクレメンテ。彼のマスターは、という話になったところで、クレメンテは驚くべきことを口にします。

クレメンテ:「わしのマスターならもうおるよ。――おいで、フィリアや」

 その声に応えるように、姿を現したのはフィリア。そう、彼女を呼んでいた声の正体は、クレメンテ。彼はフィリアを名指しでマスターに指名したのです。
 力を求めるフィリアと、その責任感と強い意志の力に感銘を受け、力を授けることができるクレメンテ。後はフィリアの決断だけだ、と告げるクレメンテに、フィリアはもう迷いませんでした。

 新たなソーディアン・クレメンテのマスターになったフィリアは、もう一度リオンに頼みます。自分も一緒に戦わせてに欲しい。リオンはしばらく黙っていましたが、やがて一言、「足手まといにはなるな」と言い放ちます。
 それでも、フィリアにとってはものすごく嬉しい言葉だったんですね。今まで「戦いに参加できると期待してない」なんていわれてたんですから。まだ未熟でか弱いフィリアだけど、その謙虚さと意志の強さに期待している、といってくれるクレメンテ。新しい仲間の誕生です!!

 クレメンテとフィリアですが……見た目ごっつい剣と華奢な女司祭さんでギャップすごいなーと思うんですけど(しかもタッグとしてはじいちゃんと小娘)、実は結構いいコンビだと思うんです。
 フィリアは確かに意志の力が強いけれど、その責任感の強さゆえに無鉄砲で盲目的になりがち。そんなフィリアの余裕のない精神状態に、滅多な事では動じず、時にはジョークさえ口にできるクレメンテが支えになるんでしょう。多分、千年前はこのフィリアの位置にディムロスがいたんじゃないのかなーとなんとなく考える方舟です。ディムロスも正義感強そうだし、思いつめたら大変な事になりそうな真面目一徹君だし。
 ある意味ディムロスよりずっと未熟なフィリアだけど、クレメンテのじっちゃまならうまくフォローしてくれるんだろうな。

 あー、クレメンテはなんて素敵なソーディアンだ!! 気分がいいから前回なんて不精なソーディアンだとか言っちゃった件はみんな水に流してみよう!!

 マスターになったソーディアンが素敵な爺様でよかったねフィリア!! じゃあ早速戦ってみようか!

 ってことで……はい、リオンちょっとお休みしようねー。

 パーティメンバーが五人になったところで、サポートタレントなるものが出現。戦闘に参加しないキャラのうち一人が、戦闘に参加しない事で発揮する特殊な能力のことです。

 ちなみに……。
ルーティ……「お宝探し」……ガルドやお宝をどこからともなく探し出してくる。
マリー……「宝石研磨」……持ってる宝石の効果やレベルをあげる。
リオン……「戦闘指揮」……戦闘中攻撃力上昇
フィリア……「調合」……消費アイテムを調合用のアイテムを使って精製。

 そして……

スタン……
「寝押し」……戦闘に参加しないでひたすら寝る。ステータス上昇のアイテムが別のものに変わる事もある。

 ……戦闘中に寝こける未来の英雄……っ!!!!

 しばらく、スタンのステータス画面で腹を抱えて転げまわった方舟です。どれだけネボスケか!

 話を戻しましょう。リオン戦闘指揮の下、フィリアを加えて戦います。土属性のリオンはいないけど、フィリアのクレメンテは属性の縛りナシにいろんな昌術が使えるので、全然気にしません。ときどき敵がすぐ近くまで来てると、

フィリア:「当ったれー!」

 ……と叫んでキンキン音を立てる何かを投げつけているフィリアさん……あんたそれ、確実に昌術でもクレメンテでの物理攻撃でもないよな?

 疑問の答えはラディスロウの外に出る直前でわかりました。

 クレメンテもなしにモンスターの巣窟になっていたラディスロウの中を歩き回って単独でたどり着いたフィリアに、ルーティとスタンが大丈夫だったか、と問いかけます。
 それに対してフィリアは、クレメンテの導きがあったことと、懐からフラスコを取り上げて掲げてみせ、これがあったから大丈夫だった、と教えてくれるのですが……。ん? フラスコ? ……あの、それは一体……?
 そのときスタンたちの背後にモンスターが!

フィリア:「あ、危ない! フィリア・ボムっ!!

 声と共にためらいなくフラスコを投げつけるフィリア! 閃光と共にモンスターは木 端 微 塵☆

 ……って、あ、あぶねぇぇぇぇっ!!?

フィリア:「皆さんのお役に立てないかと思って、新しい武器を研究中だったのです。クレメンテは得られましたけど、これはこれで活用することにしますわ☆」

 得意満面の朗らかな笑顔が容易く想像できる弾んだ声でそういうフィリアさん。ディムロスは「ひょっとしてフィリアは、クレメンテなしでも十分強かったのではないのか……?」とぼやき、流石のクレメンテじっちゃまも言葉を失います。

 ……正直、リオンよりも体力低いけど、後方から動かないで昌術やボムで援護してくれるフィリアの方が、ぶっちゃけリオンより重宝だったり……するんですが……。動かない分、彼女の体力が減ってるときも下手に敵に突撃していかない分守りやすいし……。

 ……まあ、仕方ないよね。うん、やっぱり戦いやすい人と一緒に戦いたいし! 昌術頼んだときに
「僕に指図するなっ!」とか言っちゃうやつよりも「やってみますわ!」とか快く了解してくれる人の方がこっちも精神的に落ち着いて戦えるしね!
 仕方ないよ。うん。仕方ない。

 じゃあ、これでこのラディスロウの中でやり残したこともなし、いよいよカルバレイスへ向かいますか!

 というところで、今回はセーブ。

 次回はカルバレイスの港町チェリク〜カルバレイス首都カルビオラへ!

 はてさて、どうなることやら……。

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